転地療法でボホールに住んでから今年の11月中旬で16年になります。
私はアレルギー体質です。
アレルゲンは ハウスダスト 杉と檜とスズメノテッポウの花粉 鯵 鯖 鰯 鰻 ピーナツ 苺 です。
一年を通して花粉症の症状が酷く 点鼻薬 点眼薬 飲み薬は必須の生活を送っていました。
鼻は詰まり・口呼吸なので喉が痛く 目から涙が出て目尻は切れていました。
症状が和らぐのは 入浴中・入浴後 運動で体を動かしている時 だけです。
一生生きている限りこの症状とは離れられないもの と思い込んでいました。
63歳で退職して8月にボホールにCカードをとりに来ました。
ボホールに滞在して10日を過ぎるとアレルギーの症状は和らぎ20日を過ぎると薬を使わずに普通の生活が送れるようになりました。
日本に戻ると1週間でもとのひどい症状に戻りました。
アレルギーの主治医に話すと 気候の違う国は植物の植生も水質・空気が違うのでアレルギーが起きないことがあります 転地療法はとても有効な治療法です 試しにもう一度同じ場所で同じ時間暮らして下さい、その結果でこれからの方針を決めましょう という事になりました。
その年は 9月日本、10月はボホールで過ごして様子を見ました。
症状は前回と同じで 滞在して10日を過ぎるとアレルギーの症状は和らぎ20日を過ぎると薬を使わずに普通の生活が出来るようになりました。
日本に戻り医師と相談して 試しに1年間ボホールで暮らしてみる事 体調に異常が起きた時は報告する事 半年後にアレルギーの再検査を受ける事 という条件で此処に住み始めました。
アレルギーの前述した感作値は変わっていませんがアレルギー症状を発症せずに今日に至っております。
時々ボートの上で いつもダイビンが出来ていいですね 老後はダイビング主体ですか 等と声をかけられます、ボートの上で詳しい話も出来ず ええ まあ と笑って言葉を濁してきました。
此処に住んでいるのはそのような事情があったからでダイビングを優先したからではありません。
此処で駄目だった時にはネパールに住んでトレッキングをするつもりでした。
アレルギー体質の人間にとって普通の人と同じ生活を送れるということは素晴らしいことなのです。
I came to live here for allergy transfer therapy.
That therapy was effective.
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