2022年11月12日土曜日

部品保存をしなくてもいい国


 RICOHのGRとウオークマンを修理に出しました

買値は15万円を超えています

両方とも部品がないので修理出来ない製品のリスト入りしていました

日本で修理できない製品も欧米では修理可能です

なぜでしょうか

修理のための部品を法で決められた期間保存できない商品は販売の許可が下りません

法定期間内に修理に必要な部品がなくなった場合メーカーは瑕疵責任を問われ消費者に対して品物か貨幣での弁済責任が生じます メーカーは新しい品物を用意するか金を支払うかの選択を迫られます

拒否した場合は消費者が裁判に持ち込むので企業のイメージが汚れることを嫌うメーカーは裁判を恐れます

  但し 消費者の過失による製品の不具合はこれに含まれません  カメラを例にすると 落として具合の悪くなったカメラや水に濡らしたカメラは保証の対象外です メーカーはそれがわかるように器機にセンサーを組み込んでいます

今回修理に出したWALKMAN は内蔵バッテリーをGRは基板を交換すれば作動不良はなおります

外国では部品を長期保存して本社のある日本でそれを行わないのは消費者軽視の歪みです

悲しいです

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