2025年1月28日火曜日

今の速さで充分満足している と言えなかった


 薄暗くなってから固定電話がなった。
固定電話がなることはないので一瞬どの電話がどのタイマーがなっているのか分からず戸惑った。

 受話器を取ると知らない女性が早口で話しかけてきた。
自分の名前は聞き取れたので間違い電話ではないことが分かった。
女性は話し続けている。
私は日本人です、もう少しゆっくり易しく話してください と二度言ったが相手の話し方は変わらない。
丁寧な名前の聞き方を知っているが面倒くさくなって あなたは誰 と聞いた。
相手が答えたので会社の名前と電話で話している相手の名前が分かった。

 会話のスピードが落ちないのでもう一度 私は日本人です、もう少しゆっくり易しく話してください と言った。
彼女は最初はゆっくり話すがすぐに元の話す速さに戻ってしまう。
この速さが彼女の通常の早さなのだろう。
彼女がすこしの間ゆっくり話してくれたせいでインターネットの通信速度のアップグレードを勧めている事が分かった。

 丁寧に対応したいと思っているが電話で条件を言われても理解できない。
そろそろ限界だな と思った。
私はあなたの話していることが理解できません 恐れ入りますが文章で送信してください と言った。
相手が了解して電話が終わった。
その後メールもメッセージもない。

 When I picked up the phone receiver, an unknown woman spoke quickly.
I could make out my name, so I knew it was not a wrong number.
The woman kept talking.
I told her twice that ”I am Japanese and that she should speak a little slower and easier,” but her manner of speaking did not change.
I know how to ask politely her name, but I got tired of it and asked her ”Who are you?".
The person answered, so I knew the company's name and the person I was talking to on the phone.
Even though I wanted to be polite, I couldn't understand the terms and conditions being said over the phone.
I said, “I don't understand what you're talking about. Could you please send me the text?”
She agreed and the call ended.

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